「黄金策」

 

 

 劉伯温先生によって書かれたとされる断易の重要経典です。

 

 

 私の持っている資料によると刊行が1338年になっていますから、劉伯温先生27歳の時のものです。

 

 

 元々は、河図洛書が載っていたようですが、今あるものの中に、それを見ることはありません。

 

 

 断易の本で河図洛書が載っている本は皆無でしょう。

 

 

 さすが、劉伯温先生。この本の別名は「易理天機」。

 

 

 時代が下って、清代に二つの断易の重要経典が出てきます。

 

 

 黄金策を根本に抱く「増刪卜易」と「卜筮正宗」。

 

 

 

特に「増刪卜易」は、黄金策を発展させ、独自の理を展開していきます。

 

 

現代断易は、ひとまずここで完成をみるわけです。

 

 

しかし、その過程で大きなものを失くしたのも事実です。

 

 

五上流中国古代五行易の中級は、「増刪卜易」の理を残しながら、劉伯温先生に戻ります。

「増刪卜易」と「卜筮正宗」が解き明かすことのなかった黄金策の秘を明かしていきます。

 

 

中級の皆さん、お楽しみに。