地震があったりした為に、3ヶ月近く授業から遠ざかっていた五行易の生徒さんがいらっしゃいました。
顔をみて元気そうだったので一安心。
さっそく、一題問題を解いてもらいました。
その間に私は生徒さんの顔を観察。
「二十二歳の時に人生で大きな転換がありましたね」
「はい。ありました」
また、顔を見ていると何か像が見えてきました。
イメージは巫女さんのような感じで頭の上から周りから色々なものがついている。
生徒さんに聞くと
「こういう仏像が家にあります」と写真を見せられたのですが、見えているものとは違います。
生徒さんは伝統仏教をきちんとしたお寺さんで学んでいて、若いのに色々な事を知っています。
私「そうですか。赤い感じで、東南という方位も出ているんですが、どうでしょうか?」
生徒さん「赤にも、東南にも覚えないです」
そう言われて、もう一度じっくりみてみました。すると、先程の頭のまわりの飾りだとおもっていたものが顔だということがわかりました。
私「顔の周りにいっぱい顔があるような像ありますか?」
生徒さん「事務所に十一面観音像があります」
さっそく、アイフォンで写真を検索。
私が見ているイメージとほとんど一緒です。
これです。そこで、わかりました。
私「もしかして、事務所では、毎日、十一面観音像にきちんとお経等やられてませんね」
生徒さん「あ〜、ここ二〜三日忙しくて。特に今日は、ある会社に行かねばならなくて、お水かえ等何もしていません」
私「わかりました。その会社。事務所から見て東南にありますでしょ」
生徒さん「あ〜、そうです」
私「赤い色は、怒られていらっしゃるのかもしれませんよ。(笑)」
生徒さん、苦笑い。
私「更に、この十一面観音像。傾いて立っているみたいですが」
生徒さん「あ〜、台が壊れていて、傾いているんです」
私「直したほうが良さそうですよ」
それから、授業が終わって帰るとき
「先生、本当は今日これから仕事の関係で出かけないといけないんですが、一度、事務所に戻って、お供え、台等きちんと直します」と言って急いで事務所に帰っていかれました。
一件落着です。