桜が満開でとてもきれいですね。今日は、桜を見ながら四時間ゆっくり散歩をしてきました。とても楽しい時間でした。

 

 多くの人がお花見をしていました。お酒を飲む人、家族と食事を楽しむ人、はしゃぎまわる子供たち。実に多くの人がお花見を楽しんでいました。

 

 お花見の場所取りも大変です。ど真ん中なのか、端なのか。桜がよく見えるところなのか、見えにくいところなのか。周りの人との距離はどうか。トイレの場所は等。

 

それらを綿密に考え行なう人。感覚的に決める人。自ら進んで場所取りを行なう人、料理を作ってくる人、その場を楽しませる人、飲むだけの人等様々です。

 

中国人相の古書に「悔吝生於動作之始」とあります。ここには、悔吝とだけありますが、吉凶成敗を加えて考えればいいと思います。

 

 その人の行為が、運命を決めると言っているわけです。

 

 ですから、今日、私が見たお花見をしている人は皆、楽しそうにしていましたが、今日の行為によって未来は違ってくると。おおげさに言えば、そういうことになります。

 

それが、今日たまたまならば、それは運命に大きく影響することはないですが、いつもそうであるならば、運命はその方向へ大きく流れていきます。

 

 更に言えば、その人が織り成す、思考、行動、感情等、その人が発する全てが運命を作りあげているということをこの言葉は教えてくれます。

 

 曾子様が「戦戦兢兢として、深淵に臨むが如く、薄氷を踏むが如し」と言われていましたね。