昨日ちょっと時間があったので中国人相の古書を1冊読むことが出来ました。

 

 その中に「十俗一清」という言葉がありました。

 

 簡単に言うと、あらゆるところが大したことのない相をしていても、たった一つ特筆すべき素晴らしいところがあれば、それ故にその人は成功することが出来るということです。

 

 別の言い方をすれば、あらゆるところが大したことのない相をしていて、一見つまらない人に見えるけれども、実は凡人にない素晴らしい相が一つあり、それ故にその人は本当は素晴らしい人なのですというような解釈も出来ます。

 

 他には、一つ一つの相は大したことはないけれど、全体として見たら素晴らしいとか。いろいろな解釈が成り立ちます。

 

 人を判断する難しさも教えてくれる言葉ですね。