「光山相法講義」に次のような言葉があります。


「毎日毎朝同じ事を欠かさずに行なう人は誠実で信念が強く一大事業を成す」と。


この言葉にまさにぴったりなのが最近で言えばイチロー選手でしょう。


彼の昼食は毎日、奥さんが作ってくれたカレー。毎日同じ時間に球場に入り、毎日ストレッチなど同じメニューを入念にこなす。それらは全て野球の為。


大魔神・佐々木主浩さんは「イチローのすごさは生活の全てが野球に直結している。食事も車の運転も」みたいなことをテレビで語っていました。


9年連続200安打。紛れもない世界一です。

ぜひ、次はメジャー3000本安打を目指してほしいです。


さて、この「光山相法講義」。いわゆる通常の人相の占術本とは趣をことにしています。光山翁の言葉を借りるならば、修身のための相法といったところでしょうか?


また、光山翁の相法に対する考え方が書かれてあり、それが実にいいです。


「真の相法を研め尽くしたならば、歴史に接することなく有為転変興亡盛衰の跡を知り、地理に弁えずして其処に生ずる離合集散の状を察し、更に一国の港形を見、一国の町を見、一国の家を見、一国の人民を見〜。やがて生ぜんとする気象の変化を知ることが出来る」と。